2024/09/30
会計業務を内製化するメリット・デメリット
コラム
今回は、テレワークを実際にやってみてわかった課題についてご紹介し、
「テレワークを既に始めている会社」や「テレワーク導入を検討中の会社」において
ぜひ今後の改善に参考にしていただければと思います!!
経営者や管理職にとって、部下の勤務状況を管理しなければなりません。
しかし、テレワークの場合、労働時間の把握もままならないため、誰が・いつ・どのくらいの業務を行ったか把握しづらく、人事評価もしにくくなってしまいます。
そこで必要になってくるのが、テレワークにおける明確な評価制度や目標設定を通して、評価する側も、受ける側も合理性を感じられる仕組みです。
また、チャットツールやWEB会議ツールを活用して、業務の進捗や1日の成果を確認する機会を持ち、テレワーク社員の日々の仕事ぶりを把握することも大切です。
テレワークをしたくても、業務上オフィスに出勤しなければいけない社員との不公平感は解決しなければならない課題のひとつです。基本的には全員がテレワークが可能となるように環境整備することはもちろんのこと、どうしても出勤しなければならない社員に対しては、不満を抱え込まないようにケアすることを心掛けましょう。
テレワークを導入する上で、情報セキュリティ面での不安は拭えません。まず社内のセキュリティポリシーを見直しましょう。その上で、ウィルス対策ソフトやパスワード管理の徹底などセキュリティ対策を万全に行います。「紙媒体の持ち出し禁止(データ管理の原則)」「テレワーク時の情報管理に関する社内研修」など情報管理上の事故を防止するために様々な対策を行うことが重要となります。
テレワークで一番の課題といってもいいのがコミュニケーションです。
チャットツールやWEB会議ツールの活用で比較的スムーズにコミュニケーションが可能になったとはいえ、実際の対面に比べれば、ささいなことほど相談(質問)しにくかったり、顔を合わせた会話がないため、不安に思うこともあります。
また、テレワーク社員にとっては、共に働くスタッフが周りにいないため、孤立を感じてしまう可能性も生じます。そういったことが起きないためには「雑談用チャット」や「オンライン飲み会」など離れていても仲間意識が高まる取組が必要になってきます。
今回はテレワークの課題を紹介しましたが、
実際の声として「(子供を見ながら)仕事ができる」「通勤時間がなくなった」といったワークライフバランスが向上する結果もでています。
いかがでしたか。
弊社ではクラウドサービスの導入支援を通して、お客様のテレワーク導入推進のサポートを行っております。
クラウドサービスのご説明だけでなく、テレワーク導入に関する疑問・お悩みにも一緒になって解決させて頂きますので、まずはお気軽に弊社へご相談下さい。
K&P税理士法人
星田 恭宏
経理初期指導、クラウドツール導入支援
大学卒業後、アミューズメント業界の店舗運営等に従事。日商簿記2級の取得を機に、一念発起して税理士を目指し、会計事務所業界に転身。2015年に香川会計事務所(現:K&P税理士法人)に入社。お客様の経理業務の負担を軽減するために、懇切丁寧な初期指導に定評あり。税理士試験3科目合格(簿記論、財務諸表論、法人税法)。マネーフォワード クラウド会計・クラウド給与 スペシャリスト認定。
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