2024/10/21
会計ソフトの移行を外部に任せるメリット・デメリッ…
コラム
世間では働き方改革が進行し、営業部門をはじめさまざまな部門で業務の効率化が模索されています。
経理業務も効率化すれば、経営陣が早期に経営判断の基礎となる資料を目にすることができるので会社にとってメリットになります。
しかし、経理業務は業務範囲も広く、外部取引先なども関わってくるので、なかなか業務フローの改善が図りづらいとも言われています。
今回は、経理の業務フローを見直して効率化する8つの方法についてご紹介します。
経理の業務フローの見直しを図るためには以下の4つのプロセスが必要となります。
●業務フローや業務内容の洗い出しをして、経理業務を可視化しましょう。
●ムリ・ムラ・ムダを削減しましょう。
●新しい業務フローを作成しスケジューリングしましょう。
●作業の業務フローマニュアルを作成しましょう。
●キャッシュレス化の推進
法人カードなどの活用により小口現金などをなくすことで経費精算業務の効率化が図れます。
●作業環境の改善
パソコンをデュアルディスプレイにすることで、複数のファイルを同時に見ながら作業することができ、作業効率が大幅に改善します。パソコンのスペックを上げることで処理速度が速くなるので効率化を図ることが期待できます。クラウド会計ソフトを活用するためのインターネット環境の整備も必要です。
●クラウド会計ソフトや経費精算システムの導入・活用
クラウド会計ソフトを導入することにより、インターネット環境があれば、クラウド上でいつでもどこでも作業ができるので、作業効率アップが期待できます。 経費精算システムを導入することで、入力作業が減り人為的ミスの軽減が図られ経費精算業務が効率化します。
●経理業務のアウトソーシング
経理のプロである経理代行会社に経理業務をアウトソーシングすることで経理業務の効率化が図れます。
これまで、経理の業務フローを見直して効率化する方法についてご紹介させていただきました。
経理業務の効率化を図る上では、効率化した後の業務の進め方や目的を経理部門の従業員に明確にしておくことも重要です。
効率化の目的や効率化した後の働き方が示されていないと、経理部門の従業員の効率化に対するモチベーションが下がってしまうからです。
経理部門の従業員のモチベーションを保った上で効率化を行うことが望ましいことは言うまでもありません。
弊社では経理周りの作業の見直し、効率化についてもお手伝いをしておりますので、お気軽にご相談ください。
K&P税理士法人
山口 貴澄
経理業務改善、経理体制構築、クラウドツール導入支援
大学卒業後、建築業界、学習塾の教室長などを経た後、ベンチャー企業の経理業務に従事。
その後、中小企業の経理業務の効率化に貢献したいとの思いから、会計事務所業界に転身し、2020年にK&P税理士法人へ入社。
前職で多業種から経理業務改善の相談に対応した経験から、クラウド・ITツールを活用した経理フローを構築し、経理業務の負担を圧倒的に軽減する提案に定評あり。
特に、マネーフォワードのクラウド会計の導入支援を得意とするほか、初級シスアド(現ITパスポート)、Excel表計算処理技能認定試験1級も保有。
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日々、多くの会社様より経理・労務を中心としたバックオフィス業務のご相談をいただいております。
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