2024/09/30
会計業務を内製化するメリット・デメリット
コラム
ビジネスにおいては、数多くの業務をこなす必要があります。 基本的に自社の従業員でまかなう必要がありますが、効率や最適化を追求するのであれば「アウトソーシング」を視野に入れることも重要です。 今回は、業務のアウトソーシングにより得られる4つのメリットについて解説します。
業務をアウトソーシングすることによって「自社の従業員をコア業務に集中できる」というメリットがあります。
従業員の数は限られていますので、こなせる業務の量には限界があります。
一部の重要度の低い業務をアウトソーシングすることによって、営業や開発といった会社の利益に直結しやすい重要な業務に自社の従業員を集中して投入できるようになるのです。
業務をアウトソーシングすることによって「コスト削減につながる」というメリットがあります。
アウトソーシングにはコストがかかりますが、自社で賄う場合でも人件費がかかります。
アウトソーシング先は業務のプロであるため、効率よく業務を進めることが可能です。
結果、アウトソーシングした業務にかかるコストが削減されるため、会社の利益を守ることにつながります。
業務をアウトソーシングすることによって「業務の品質が向上する」というメリットがあります。
アウトソーシング先は業務のプロですから、外注した業務については効率よく進められるだけでなく、高い品質で業務を進めることが可能です。
結果、アウトソーシングする前よりも業務品質が向上し、サービスの品質向上につながれば顧客満足度の向上により利益をあげることにつながります。
業務をアウトソーシングすることにより「人手不足が解消される」というメリットがあります。
会社によっては、慢性的な人手不足に悩まされ、特に総務や経理のように会社の利益に直結しない部署は人手不足によりこなせる業務量や業務品質に問題を抱えるケースも少なくありません。
こうした業務をアウトソーシングすることにより、人手不足に悩む会社でも必要な業務量をこなせる人手を疑似的に確保することが可能になります。
業務をアウトソーシングすることにより、自社の従業員をコア業務に集中させ、業務品質の向上やコスト削減などのメリットを享受できます。
まずは自社の業務の内容や業務遂行の現状を把握し、アウトソーシングの余地がある業務を見つけ出してさまざまな問題を解消しましょう。
経理業務のアウトソーシングをお考えの方は、弊社で記帳代行などのアウトソーシングもございますので、お気軽にご相談ください。
K&P税理士法人
山口 貴澄
経理業務改善、経理体制構築、クラウドツール導入支援
大学卒業後、建築業界、学習塾の教室長などを経た後、ベンチャー企業の経理業務に従事。
その後、中小企業の経理業務の効率化に貢献したいとの思いから、会計事務所業界に転身し、2020年にK&P税理士法人へ入社。
前職で多業種から経理業務改善の相談に対応した経験から、クラウド・ITツールを活用した経理フローを構築し、経理業務の負担を圧倒的に軽減する提案に定評あり。
特に、マネーフォワードのクラウド会計の導入支援を得意とするほか、初級シスアド(現ITパスポート)、Excel表計算処理技能認定試験1級も保有。
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