2024/12/09
試算表を早期に作成すべき3つの理由
コラム
さまざまな業種や分野でDX(デジタルトランスフォーメーション)の波が押し寄せています。
DX化とは、進化したIT技術を活用して人々の生活をより良く変革することです。
今回は、経理のDX化の活用方法について探っていきます。
DX(Digital Transformation / デジタルトランスフォーメーション)とは、IT技術を進化させ、社会に浸透させることで、生活をより良く変革することです。
DXの成功事例には、大手インターネット通販サイトや金融機関のインターネットバンキング、チケットのオンライン購入など数多く存在します。
DXは、今や現代社会に欠かせない事象となっています。
経理のDX化を推進して、経理業務を効率化して変革するためのポイントは以下のとおりです。
● 経理業務に変革をもたらすためには、現状の日本古来の経理業務のルーティーンを変えていく必要があります。
● 具体的には、承認に印鑑が必要、請求書など紙の文化、経理業務のブラックボックス化、Excelで個々にデータ処理などの業務フローを変えることです。
● 経費精算や複数システムのデータなどを自動連携させ、クラウドを活用することにより、いつどこからでもリアルタイムで経営層が使いたい数字を引き出せる状態がDXで経理業務を効率化させる仕組みの未来予想図です。
● 最初に取り組むべきは経理業務のペーパーレス化です。
● 次にクラウド会計ソフトや経費精算システムを活用して、データの自動連携を自動的に行う仕組みを作ります。
経理業務のDX化が進めば、経営層はリアルタイムで事業の問題点を把握し、スピード感を持って会計データを経営判断に役立てることが可能となります。
また、経理部門の担当者も決算処理や経費精算など在宅業務などリモートワークで処理することができるので、労働集約的な作業から解放されることになります。
さらに、経理業務のDX化により、時間が確保できますので、経理部門の本来の役割である経営部門への提言もできるようになります。
経理業務のDX化は、最近注目を集めていましたが、コロナ禍においては働き方改革と相まって特に要望されています。
貴社に合った有効な経理業務のDX化を探っていきましょう。
また、経理業務のDX化が進むことによって、経理業務のアウトソーシングも遂行しやすくなりますので、同時に検討してみましょう。
弊社では、単純なデータ化の推奨だけでなく、経理周り全体の見直しを含めたクラウド導入支援サービス等も行っておりますので、お困りごとがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
K&P税理士法人
山口 貴澄
経理業務改善、経理体制構築、クラウドツール導入支援
大学卒業後、建築業界、学習塾の教室長などを経た後、ベンチャー企業の経理業務に従事。
その後、中小企業の経理業務の効率化に貢献したいとの思いから、会計事務所業界に転身し、2020年にK&P税理士法人へ入社。
前職で多業種から経理業務改善の相談に対応した経験から、クラウド・ITツールを活用した経理フローを構築し、経理業務の負担を圧倒的に軽減する提案に定評あり。
特に、マネーフォワードのクラウド会計の導入支援を得意とするほか、初級シスアド(現ITパスポート)、Excel表計算処理技能認定試験1級も保有。
これだけは知っておいてほしい!
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日々、多くの会社様より経理・労務を中心としたバックオフィス業務のご相談をいただいております。
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