経理・労務のお悩み無料相談受付中!

0120-057-516

受付時間  9:00〜17:00 (平日)

24時間受付中 問合せフォーム

コラム

2021.03.01
【専門家が解説】MFやfreeeを活用した経理アウトソーシングとは

経理は専門的な知識が必要なうえ、間違えると大きな問題となりかねない分野でもあります。
そのため、効率よく、またわかりやすくするために、クラウドを活用した経理アウトソーシングを使うことを検討する企業もあるでしょう。
今回はこのなかから、クラウドを活用したソフトである「MF(マネーフォワードクラウド。以下は『MF』で統一)」と「freee(フリー。以下は『freee』で統一)」を取り上げ、比較していきます。

 

MFの特徴、freeeの特徴、それぞれの比較

MFもfreeeも、両方とも経理の手間を削減できるサービスです。
MFは、会計に加えて、勤怠管理や給与管理なども、人数制限はあるもののプラン内に含まれています。
対してfreeeはこれらは有料ではありますが、機能としては搭載されています。

上記の点も踏まえて、料金や利用できる機能を比較し、導入を検討していく必要があります。

また、料金や機能にとらわれて見落としがちになりますが、今後、継続して新しいソフトを利用することから、「使い勝手」も比較検討する重要なポイントとなります。MFもfreeeも無料で利用できる期間があるため、それぞれを利用した上で、どちらのソフトを導入するかを検討するとよいでしょう。

いずれにしてもクラウド上のソフトとなるため、自社で活用する場合でも、経理アウトソーシングで外部に依頼する場合でも、メールアドレスに紐づけて共有をすることができます。

1.入力のやりやすさ

MFもfreeeも、両方とも預金口座やクレジットカードの明細を手動入力する必要はありません。現在は「学習して賢くなるAI」が搭載されたサービスが多く、MFもfreeeも、双方とも勘定科目をある程度自動で入力されます。
クレジットカードにおいては、MFは日付、金額の変更が可能で、freeeの場合は金額や日付は変更できませんが、どちらにしても、基本的にはこれらが間違っていることはありません。そのため、この点については、特に問題になりません。

経理アウトソーシングする場合でも、この「連携」さえしてしまえば、あとはアウトソーシング先が処理をしてくれるため、自社でする作業が格段になくなります。

2.カードの取り込みのタイミング

ただし、MFの場合はクレジットカードの明細が日々取り込まれるのに対し、freeeは「支払金額が決定した段階」で取り込まれることになります。
そのためMFの方がスピーディーに処理を行っていくことができます。freeeの場合、締め日によっては1か月程度の時間があきかねません。

そのため、スムーズな経営判断をするためには、MFの方が早く判断ができますが、試算表作成の希望タイミングにより使い分けが必要です。

3.未経験者を対象とするか、経験者を対象とするか

もう1つ意識しておきたいのが、「仕訳の入力画面」です。
MFの場合は経験者にとっておなじみの「振替伝票形式」をとっているので、経験がある人には使いやすいでしょう。しかしまったく未経験の人が入力する場合は、この段階から勉強が必要になるため、難易度が上がります。
対してfreeeの場合は、売掛金や買掛金の発生仕訳を自動で行ってくれます。このため未経験者、あるいはそれほど経理に詳しくない人であっても触りやすいでしょう。一方、経理経験者にとっては困惑が大きくなるといえます。

そのため、経理アウトソーシングをする先によってソフトの選定が異なります。

クラウドを活用した経理アウトソーシングは「完璧」か?

このように、クラウドソフトにはそれぞれ違いがあります。
また、もう1つ重要な点として、「どのようなクラウドを活用した経理アウトソーシングであっても、決して完璧なものではない」ということを抑えておいてください。

たしかにクラウドソフトを活用することは、日々の経理作業を格段に楽にしてくれるものです。実際にこれを取り入れている企業は非常に多く、経理の手間と、ひいては人件費を抑えることに役立ちます。

しかしどれほど優秀なクラウドソフトであっても、経理処理を完璧に行えるわけではありません。入力や確認をしているときには、どこかで必ず、「あれ? これはどうやって処理をすればいいのだろうか?」と迷うときが来るでしょう。
このような事態に対処するためには、自社の経理担当者の教育を実施する、経理アウトソーシングを活用し、外部機関を利用する、といった方法があります。

それぞれ自社の状況に応じて、判断をすることが大切です。

弊社では、クラウドソフトの導入支援を積極的に行っておりますので、業務改善を実施したいなど、ご興味がございましたらお気軽にお問い合わせください。

この記事を担当した専門家

K&P税理士法人

山口 貴澄

専門分野

経理業務改善、経理体制構築、クラウドツール導入支援

経歴

大学卒業後、建築業界、学習塾の教室長などを経た後、ベンチャー企業の経理業務に従事。
その後、中小企業の経理業務の効率化に貢献したいとの思いから、会計事務所業界に転身し、2020年にK&P税理士法人へ入社。
前職で多業種から経理業務改善の相談に対応した経験から、クラウド・ITツールを活用した経理フローを構築し、経理業務の負担を圧倒的に軽減する提案に定評あり。
特に、マネーフォワードのクラウド会計の導入支援を得意とするほか、初級シスアド(現ITパスポート)、Excel表計算処理技能認定試験1級も保有。


サポート料金
サポート料金
経理のお悩み無料相談受付中!お気軽にお電話ください 無料相談の詳細はコチラ

0120-057-516

受付時間 9:00〜17:00 (平日)

経理代行導入事例をご紹介いたします!
  • アナログ作業が無くなり業務効率化!売上分析による経営戦略も

    兵庫県尼崎市 飲食業

  • 記帳代行と自計化支援サポートの併用でスムーズな引継ぎと経理業務の実現

    兵庫県尼崎市 製造業 金属加工

  • 残業時間・有給管理が容易に。働きやすい会社へとシフト中!

    兵庫県西宮市 製造業 機械加工業

 
経理サポートメニュー support menu
  • 経理のコストカット診断 無料でコストカットの診断!
  • 経理代行サポート 本業に専念するならコチラ!
  • 記帳代行サポート 月額980円から手間を削減!
  • クラウド会計導入・運用サポート 効率化、コストカットなら必須!
  • 給与計算代行サポート 社員の入れ代わりにも対応!
  • 年末調整代行サポート 年末の忙しさを少しでも軽減!
  • 請求書発行代行サポート 正確&スピーディに処理!
  • 振込代行サポート 銀行に行く必要無し!

これだけは知っておいてほしい!
バックオフィス業務の改善に役立つ
ノウハウ・テクニック情報集結!
・・・・・

日々、多くの会社様より経理・労務を中心としたバックオフィス業務のご相談をいただいております。
こうした経験をもとに、バックオフィス業務の改善に役立てていける ような情報を発信してまいります!

過去のコラム一覧
会社情報about us
PAGETOP